FMです。
明徳義塾と中央学院の試合を見た。結末を含めてとても面白い試合だった。
試合の流れで選手はいつもの力を出せなくなったり、いつも以上の力を出したりする所が面白い所、そして土壇場も土壇場、追い込まれた時に力を発揮できるその精神力とはいったい何なのかと考えさせられた。
特にあと1ナウトで敗北という絶体絶命の場面で、逆転サヨナラ3ランホームランを打った谷合選手の精神力を見ると齢17、18でそこまでの域に達している高校球児とはいったい何なのだろうと思う。
自分が17、18であんな場面に立たされたら、震えて何もできないだろう。あと1ナウトで敗北、という状況に追い込まれているという負の感情に飲み込まれる事必至である。ていうか今あの場面に立たされても結果はまったく同じなのではあるが。年齢じゃないですね、ははは。
自分がやって来た事を平常心のまま出し切るだけ、という言葉にすると大変にシンプルな事ではあるけれど、それがどれだけ大変な事か。いざその場面に追い込まれ、結果を出せなかった時にいつも思い知らされる。
「あの時ああしておけばよかった」「落ち着いていればできたはずなのに・・・」そんな後悔に苛まれる事になるいつものパターン。
そしていつの間にかその悔しさが薄れていつもの日常に戻る所までがもはやパターン化している。人間は考える葦、そして幸せなことに忘れる事ができる葦である。
自分個人的にはそれでいいと思っている。いつまでも引きずらない事で人間生きていけるし、そのほうが楽だから。

でも谷合選手のような人間を見ていると、たぶんこういう人たちのソレはそういう悔しい思いを薄れさせて日常に戻るというプロセスではないんだろうなと思う。
この悔しさを薄れさせて忘れてしまったら自分を成長させる事はできないという思考、行動パターンを持っている人間だけがあんなふうな逆境にも負けない鉄のメンタルを獲得し得るのだろうとポップコーンとアイスを食べながら思った。
アマだけどこの人たちはプロだ。

pro highschool baseballer(プロハイスクールベースボーラー)とでも呼ぶべきか。

が、大半の人間は豆腐メンタルでもほぼ問題なく生きていける。草野球を楽しめる。平和な世の中でほんとう良かった。