まさか軽く甲子園ロス気味になるとは、FM09です。

ロシアワールドカップに始まり、夏の甲子園と続いた3か月間の過酷なロード(そっか、春の選抜甲子園は入ってないんだー、そうかー、それじゃ大阪桐蔭の春夏連覇も価値薄しだねー)がやっと終わった。お疲れ様でした。

こんなに甲子園を見たことは無いから、もしかして今年のドラフト会議を少しは楽しめるかもしれない。四半世紀前には考えもしなかった状況だ。

今日の決勝は大差が付いたけれど楽しめた。金足農業は吉田から変わった打川がなんかいいピッチングしていたから、2人体制でピッチャー回していればまた結果は違ったんじゃないかと思う反面、金足農業のミラクルは吉田が秋田予選から一人で投げ続けてきたからこそとも思えるのでこんなたらればは、言ってもしょうがない事だ。

4回裏から下半身が動かなかったと吉田本人が言っていた通り、限界だったんだろう。5回裏の高めのストレートを外野にポンポン打たれていたのを思い出すと確かにそうだったのかもしれない。集中力が切れたように見えたけれど、体の方が限界だったんだね。

東北にはいまだ優勝旗が渡っていないというのを聞いてあらためて厳しい世界なんだなと再認識した。

閉会式まで仕事をしながらとはいえ見たのはホントに初めてです。

決勝で敗退して敗北に涙する金足農業の選手たちの涙にも思う所があったけれど個人的にはアルプススタンドへの挨拶を終えた後の仲間に抱えられながらの大阪桐蔭の中川主将の涙にはこみあげるものがあった。

この涙には本当に色々な思いがこもっていると思われた。甲子園は碌に見てこなかったとは言え、去年の仙台育英と大阪桐蔭の試合くらいは知っていたから。ネットで足払い動画とかが話題になっていたし。色々あって最後サヨナラ負けをした時の一塁手が中川だったから。自分のせいという思いが強いであろう去年の夏の敗退の雪辱を主将となった今年の夏に返すことができた。勝って当然と言われる大阪桐蔭で主将をするという事は、勝っても褒められず、負けたら何やってんだ、と言われる立場であり、しかも実力のある選手がゴロゴロいるチームでポジション争いに勝ち残らなければならない。

最後の中川、根尾の主将、副主将インタビューで中川がインタビュアーに言われていた。
「苦しい事もあったと思います。でも監督は中川選手が作ったチーム、そのチームが史上初めての偉業です」と振られて、様々な思いがあったのか言葉が3、4秒出てこなかった。
「自分が作ったチームというよりかは周りのみんなが支えてくれて自分をキャプテンとして受け入れてくれたおかげで自分はこうして今ここに立てているのでて本当に周りの選手には感謝したいです」
とだけ答えた。自分を受け入れてくれて、という所で感極まっている所とか、本当に1年間色々な思いがあったんだろうなと推測します。

大阪桐蔭で主将なんてやり遂げたら、人間的にもの凄い成長をしますよね。なかなかそんなことが務まる人なんかいないですから。

熱い夏が終わった。
ヤバい、軽く甲子園ロス気味とかありえない・・・。そんなフツーの野球好きみたいな事になったらどうしよう。

・・・・・・・・・どうもしないか。

さ、次行こ、次!