ライオンズ優勝、おめでとう!

仕事しつつ(日曜も仕事かよってツッコミは無しで。ワーカホリックではございません!月末に必ず発生する仕事があるんスよ、それがたまたま日曜日と重なっちゃっただけ)ダゾーンでファイターズVSライオンズを視聴してました。

にわかファンなので前回の10年前からちゃんと応援していた人とは比べるべくもないけれど、ちゃんと嬉しいです。あんまりFM09が応援してるチームが優勝する事ってないんで。柏レイソル然り(ただいまJ2落ちまっしぐら)、近鉄バファローズ然り(結局日本一にならずにチーム消滅)、松戸ミラーズ(今シーズン全敗)

なので、今年からとは言えこんなにわかファンが応援していた埼玉西武ライオンズがちゃんとリーグ優勝のゴールを切ってくれて良かった。
まあ優勝を決めるシチュエーションとしては普通に想像する限りの最悪なパターンだけどさw(アウェーで敗戦も2位が自滅して試合途中で優勝が決まるという喜び所が難しいやつ)
しかも師匠の60番おかわり中村はまぁ活躍しないし。お前やる気あんのかと!ホームランは打てなくてもヒットは打てって!元4番なんだからさ。
しかもおかわりどころか浅村、山川あたりまでここ数試合沈黙状態。CS大丈夫か?

それより今日はファイターズのサイレントキラー(あ、間違えたこれじゃ血管系の病気になっちゃうw)サイレントK石井という投手の引退セレモニーに思う所があった。

プロ野球選手人生は長いようで短い。平均寿命は知らないが、早い人で3年、長い人で25年位なのではないだろうか、一部30数年位やる人もいるようだがそれは突然変異のようなものだし。
ロートルが引退し、フレッシャーズが入ってきて世代交代が行われる。それは自分の意志によらない強制的な排除もあれば、自分の衰えを自覚し覚悟を決めて自らの意志で辞めていくものもある。
新陳代謝が無い組織に未来は無いので組織的に見ればそれが正常なのだが、個人視点で見ればそれは自身のプロ野球選手人生としての終焉を意味するわけで熱狂の祭りが終わる事を意味している。

サラリーマンをやっている場合は転職してもたいしてやる事は変わらないのでそういう経験はあまりないだろう。それに仕事といってもサラリーを貰うという意味合いがほぼで、仕事が楽しいか否かの問題ではなく、仕事自体が子供のころから憧れていた夢の仕事というわけでもあるまいし。

だからこそどんなに短かろうと一瞬でも子供の頃からの夢の職業に着けた人間は幸せだと思う。それが実際は想像していたものと違って苦行でしかなかった場合でも。それを夢見て敗れ去った人がどれだけいる事かを考えたなら。
そういう夢の達成者が去っていくセレモニーを見ると、人生っていうものが長いのか短いのかよくわからなくなる。ある意味プロ野球選手にとっての自分の人生って野球をやってる時間みたいなものだろうから。だからその後を第2の人生って言うんだろうね。それまでとはまったく違う人生を生きていく事になるから。

職業という物はサラリーを貰って生活する糧という側面の他に、集団で生きていく人間という種の本質にかかわる「社会とどうかかわっていくか」という側面があるものだと考える。あなたはどう社会とかかわって生きていくのですか、という。

プロ野球選手の引退はその社会とどうかかわっていくかという側面が大きく変わる。今までは見知らぬ不特定多数のファンを楽しませるエンターテイナーだった社会的側面が引退を機に全く異なるものになる。それは野球界に残ったとしても同じことだ。残った場合でもエンターテイナーとしての側面ではなくなる。

やっぱり普通のサラリーマンと違って、プロスポーツ選手という職業は「才能を持った人間が究極の努力の上に許されたリミットタイムがある夢の時間の結晶」なんだと思う。だからみんなその時間は輝いていてその終焉の時はとても寂しいのだと思う。まぁそれはプロじゃなくても甲子園とかでも同じなんだけど。どんなに短くても「それ」を見つけられた人は幸せだと思う。何かに真剣に打ち込んだ人じゃないとそういう所には到達しないから尊いんだと思う。

という事を石井選手の引退セレモニーを観て思っていましたとさ。おしまい、おしまい。

だからユーチューバーとかデイトレーダーとかを将来なりたい職業と言っている子供達はおじさん、どうかと思うぞ!
お金だけじゃなく、社会にどう関わっていくかという側面をちゃんと考えて職業を考えような!
ま、偉そうな事を言えた立場では無い事は重々承知したうえで言っているんだけどねw
木曜午前を勝手に半休扱いにして遊んでたりするお前が言うな、とw

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