本を読むってやっぱり面白い。自分にはない思考法や理論や表現に触れるという事は初対面の人に出会ったりスポーツで新しい攻略法を見つけたりするのと同じだと思う。文章というのは自分の好きなペースで読めるという点が素晴らしいと思うんです。FM09です。

ツカポンレンタルオフィスから借りた本「高校野球界の監督(スペシャリスト)がここまで明かす!野球技術の極意」という本を読ませてもらった。10月ラスト練習の後に借りたのだが、なんでこの本を貸してくれることになったのか経緯は不明である。

何となくではあるが、27日の柏歯科医師会との練習試合で全く打てずにネガティブATフィールド全開でブログを書いた記憶があるにはあるけど、なにぶん1週間前の事なのでもう内容はすっかり忘れている。見直せばすぐに思い出すだろうがそのブログはおそらくネガティブオーラで満たされているだろうから、内容を確認するとものっすごいネガティブな精神状態になる気がするから敢えて見直さない。

おそらく旧ミラーズ、現カリエスバスターズの加藤先生とマリンカップでのホームラン競争をしているのに全然当たらないからバッティングが一からやり直しだとか、トノとバッテリーを組んでトノへの返球が下手糞だとか2塁まで届かないとか、そういう事が書いてあるものだと思われる。まぁいつもの事だ。上手く行かないと急激にネガティブになり、そして1週間もするとほぼ忘れている。ポジティブ思考なのではなくネガティブ思考鶏頭派なのである。落ち込むがすぐ忘れるのだ。色々と成長が遅い原因がこのネガティブ思考鶏頭派にあるのは確実で、ネガティブになるだけで成長する前に忘れて元気になるというなんの解決もしないままうやむや。そのことが長期的にみると様々な事で成長阻害要因となっている事が推測される。短期的には非情に便利な性格なのだがw

で、ツカポンタンはFM09の駄ブログを定期的に読んでくれている希少な人なので、色々やり直しというネガティブ思考に対しての差し入れなのかなと思っている。FM09が埼玉西武ライオンズのファンなので山川穂高のインタビュー記事も載っているこの本がおあつらえ向きと思ったのだろうか。内容が面白かったからただたんに貸してくれたという可能性もあるが、それだけだったらツカポンレンタルオフィスから優に年間100冊ぐらいの野球本を押し貸しされていると思われるのでやはり今回この本を貸してくれたのはネガティブログに対しての処方箋なのかなと思っている。

山川のインタビュー記事が載っている本貸そうか?とLINEで振られた時、即効で貸してもらう約束を取り付けた事を考えると山川の名前は釣り餌として非常に有効でしたよ。

ただ本を読み終わった感想としては、山川のインタビューは完全に釣り餌でやはり本書の核心部分は各分野のスペシャリストの監督の指導に対する持論部分であることがわかる。非常に興味深い事が書かれていた。FM09も野球の本を買う事はあるがそれはたいがい技術的なもので、ポリシーを持った指導法を絡めた練習内容に関して書かれている本書は非情に新鮮な気持ちで読んでいた。読んでない人(ていうかそれツカポンタン以外全員だろw)もツカポンレンタルオフィスから借りて読んでみると面白いのではないか。

各分野の代表と思われる監督の指導に対する持論とその具体的な指導方法が書いてある。

チーム作り:大阪桐蔭の西谷浩一監督
打撃:秀明学園日立の金沢成奉監督
投手:花咲徳栄の岩井隆監督
守備:明石商業の狭間善徳監督
捕手:日大藤沢の山本秀明監督
走塁:健大高崎の青柳博文監督
体作り:山梨学院の吉田洸二監督

というそうそうたる面々、なのかどうかツカポンタンやナオミスターではないFM09は知らないがチーム作りが大阪桐蔭、走塁が健大高崎という部分だけはまぁなんとなくわかる。あとは正直わからんが、そんな事は関係なく各学校独自の考えに基づいて指導・練習が行われており、そのどれもがなるほど納得と思わせるものがあった。FM09は高校時代をバドミントン部で過ごしたのだが、監督などは居なく、しかもすぐ上の上級生も居ないという指導者皆無の環境で勝手に練習していた。それを考えるとこんな風に理念を持った指導を行ってくれる監督が居る部活で真剣に切磋琢磨するという体験が少し羨ましく思った。

で、内容なのだがここにあらすじを記載するような意味のない事はしないが、やってみたい練習としては秀明学園日立の様々な手法でのアプローチが解説されている秀明学園日立のロングティーバッティングですね、やっぱり。なんか読んでるだけでバッティングが上手くなった錯覚すら覚える話でした。ここで書かれている練習してみたいですもん。

あと話を読んでてなるほどと話に引き込まれたのは明石商業の守備の話。守備は嫌いだけどグローブの小指を意識した出し方や逆シングルの時の親指を意識した出し方、キャッチボールの遠投に関する考え方や足首のくるぶしの向きの話、捕球の時の四つん這いをイメージする話やカット処理時の内野側の思考方法や実践など、話が一々理にかなっているというかこの監督のの中で完全に理論が構築されている感じがするので話される内容にうなずく感じで納得出来ました。

そして山梨学院の体作りの話、精神的に追い込む丸太ランニングやインターバル走は大変そうだけどそういうトレーニングと食事のセット思考、筋肉を過酷使した後の体力回復のためのしっかりした食事とオレンジジュースや牛乳という体作りには賛同を覚えた。運動と食事はセットです。運動後に食べるのが正解のようでそこはちょっと残念なのですが、FM09の運動前飲食はガソリン補給、山梨学院の運動後の食事は体力強化体増強疲労回復という話だから、運動の後すぐに食事をとらないといけないと思いました。松戸運動公園の近くいファミレスがあるならそこで体力強化体増強疲労回復するんだが・・・。

送球に関して足の踏みだし方などは監督間の理論の違いなどもありそこも面白かった。大枠としてはある一定の方向性はあるが、詳細に関しては正解が一つという事も無いようなので自分たちの課題に対するうまい攻略方法を見つけて上手くなっていきたいとは思うが、この本全編通して感じるのは監督・選手ともに超真剣な野球に対する姿勢。

こんな姿勢で練習やったらミラーズ解散待ったなしだな、とw

本を読んでやる気がギュッと引き締まったのは良いけど、それはそれ、ミラーズはミラーズ。ほら、1週間も待ってみ?そのやる気、すっかり忘れてるから。ポジティブ思考鶏頭派でもあるFM09でした。