第2回野球個別指導を受けてきました

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心地良い疲労を感じつつ風呂入ってます。FM09です。

今週はミラーズ野球が無いのでこの個別指導を楽しみにしていた。前回、ラフな格好で練習を受けたのだが今回は下はユニフォーム、上は野球教室Tシャツを着るという力の入れ込みようで臨んだ。

土曜日の練習で送球に難ありという認識をあらためて確認したので今日の練習は送球動作の改善オンリーで臨むことにした。BA-SENを訪れると既に日佐戸さんが店内で待機していた。バットを持って。

そうだよなー、前回の練習の後、確か「次回はバッティングオンリーで練習を受けようかな」なんて発言をした気がする。日佐戸さんが笑顔でバットを持ってる姿が痛々しくてすぐに言ったさ。

「あ、今日は送球オンリーでお願いしようと思います。よろしくお願いしまっす!!」と笑顔で言いのこして酸素カプセル室に入り着替えを始めるFM09。

酸素カプセル室からは練習場が少し見えるんだけど、なんか日佐戸さんがバッティングマシーンみたいなのをすごすごと片付けている様子がちらりと見えた。うーん、とっても心が痛いのだがまぁ何を指導してもらうかは生徒が決めていい決まりになってるからまあしょうがないよな。次はそのバッティングマシーンみたいなのを使わせてもらおうと思うけど今日は送球練習をしたい気分なんです。ごめんね、日佐戸さん。

着替え終わって練習場に着くと準備運動をしてキャッチボールを開始する。最初はいつもキャッチボールを入念にします。だいたい5分か10分位かな。このキャッチボールを終えるときいつも「だいたい肩、温まってきましたかね?」って確認をしてくれるのがさすが指導のプロだなぁと思います。キャッチボールも投げ方が上手いからなんかこっちも上手くなった錯覚がするんですよね。

キャッチボールの後、前回日佐戸さんに言われた「右足を投球方向に対して垂直にする。踏み出す足を水平に出す」のうち軸足の垂直に関してはきちんと意識が残っていると合格点を出されたが、踏み込み足がやはり開いてしまうようでそれによって体が開いてしまっているようだった。そこを意識する必要はやはりまだあるようだ。

その後、ネットの枠内をめがけて思いっきり投げてみてくださいと指示された。その様子を近距離で観察してアドバイスをくれるようだった。FM09の送球に関する要望は「暴投しない」「コントロールを良くする」「遠距離を投げられるように」「鋭い球を投げられるように」。特に遠距離を投げようとして上に投げてしまう事があるのをどうにかしたいと思っている。

日佐戸さんがトスしてくれるボールを受け取ると投球体勢に入りネットへ30球ほど投げ込むと、日佐戸さんがアドバイスをくれた。

やはり踏み込み足が開いていて力が逃げている。また踏み込みが安定していないので投球時の姿勢、投球後の姿勢が安定しない事によりコントロールが不安定になっている。フォームが安定しないとコントロールの良い球は投げられない、という事だった。確かにそれは思ってはいた。毎回違うフォームで投げてぴたりと同じコースに投げ込めるわけがないのだ。当たり前と言えば当たり前だがまずは基本の送球フォームを固める所からやらなければならないようだ。
それとFM09は踏み込み幅が小さいらしい。棒立ちのような感じで投げているので力が乗ってこないと指摘された。ピッチャーのように大きく股を開く必要は無いが、もう少し踏み込んで重心を前に移動させた方が良いと言われた。メカニズム本に書いてある事と同じことを言われた。了解です!もう少し踏み込んでみます。

そこらへんのFM09の弱点を矯正する練習方法を今回2つほど教えてくれた。これは松戸ミラーズの他の人にも使える練習だと思うので出来るだけ覚えている範囲で正確に記載しようと思う。

最初に教えてくれたのがケンケン投球。マウンドからケンケンと2歩軸足でジャンプしてから踏み込んで投げるというもの。この練習は軸足でしっかり立ち、前方へ移動しながら踏み込んで投げる事で、前方へ勢いのある球を投げ込む練習になるのだという。

初めての投球練習だったけどやってみるとなるほど、軸足でしっかり立てるし(一本足になってるので当たり前だが)棒立ちで踏み込めていなかったFM09がさっきよりも確かに踏み込めている。前方にケンケンをしていると体が踏み込みたくなってくるのでさっきよりちゃんと踏み込めている実感はあった。これは中々良い感じの練習である。加えて先ほど指摘された踏み込み足が軸足に対して開くのを意識的に軸足に対してフラットになる様に踏み込むと体が開かないので体がふらつかない感じになった。体がふらつかないとフォームが固められる。きちんと前に踏み込めていると右足が遅れて踏み込み足の右側にフラットな感じにそろう。

とても良い感じの送球が出来ている気がする。

この送球をボール籠分終えると、FM09のケンケン投球をじっと見ていた日佐戸さんからまたまたアドバイスが来た。

踏み込み足はだいぶ踏み込めるようになっているが、まだ投球後後ろにふらついたりして前方へ体重移動が出来ていない時がある。充分に踏み込めていない。ちゃんと踏み込むと後ろにはふらつかないのでそこを意識するようにしてください。また右腕がトップが浅い。右腕を充分後ろまで引き込んでおらず半分くらいのところで引き込みをやめてしまいそこから投げている。それだとバッティングのテイクバックが半分までしていないのと同じように強い球は放れないので充分後ろまで腕を引きこんでから投げてください、という「浅い踏み込み」「前方への体重移動」「右腕の引き込み不足」を指摘された。

これこれ、こういう具体的な指摘をFM09は欲していたのだよ。何をやれば改善していくのかが漠然としていたら改善も出来ない。悪い点を明確に指摘してそれをどうすれば良いのかも合わせて指摘してもらえば改善のしようもあろうというものだ。

ビジョンは確かに見えてきた。早速言われたことを意識してケンケン投球を再開してみる。

すると、うん、確かに深く踏み込むと前方への体重移動がナチュラルに出来るようになった気がする。そして右腕の引き込みを大きくする意識で振ってみると球の勢いが増した気がする。気がする気がするで悪いのだが、確かにさっきよりも良い投球が出来ている気がする。まぁ思い込みの激しいFM09の事ですから、洗脳されただけなのかも知れませんが絶対さっきよりは良い投球になっている、気がするw

日佐戸さんからも「さっきより良くなってきましたよ!」と言われた。ショート練習でもそうだったけど、みんな褒め上手だからFM09ついつい調子に乗ってしまう。意外とお調子者なんだろうか。

ケンケン投法で少し改善が見られたので次の練習に移る事に。

日佐戸さんが次に指示したのは「2秒間位軸足で立ってからしっかり踏み込んで投げてみてください」という練習だった。

この練習はおそらく軸足でしっかり立つことで投球スタート時のぶれを無くす、そして軸足にしっかりと重心を移してから踏み込み足へと重心をスライドさせていく練習だと思われた。ケンケンの時は半ば強制的に重心移動をスタートさせたわけだが、今回の2秒軸足スタンド投球はより実践に近い投球練習に思われた。つかぽんたん大先生のピッチャー投球練習などは脚を上げてしばらく止まっているのでこの練習に近い投球方法をしているよね。

この練習に関してはFM09若干不安があった。というのもFM09、右足首の靭帯を過去に大きく損傷していて少し緩いんです。アスリートではないので手術とかはしていないんだけど階段を駆け下りるときに体重をかけて踏み込んだ足首が90度曲がったことがあってその時に靭帯を痛めてしまった事があって。なので右足と左足でそれぞれ片足立ちすると右足首だけで立っている時の方がバランスが悪くフラつくんです。靭帯が緩いせいだと思います。

そんな事もあって不安に思いながら2秒間片足立ちになって投球フォームを保ってみた。やっぱり最初は少しフラフラしてバランスが悪かったんだけど、何度もそれをやっているうちに足首ではなく太腿でバランスを取るやり方に気が付いて太腿をグッと引き締めてみるとフラフラが止まった。「あ、こうやると出来るんだ」って気が付いた瞬間でしたね。それ以降はコツをつかんだので2秒間片足立ちになっても太腿でバランスを補正する事が出来てしっかりと立つことが出来た。

そこからしっかり踏み込んで投球をするのだが、ケンケンの時よりも安定しているせいか右腕の引き込みを深くすることができる。

そこから踏み込んで投げると良い球が投げられた、気がする。そして右足も自然と左足に並ぶように横に出てきた。良い感じじゃないか!

そしてこれは日佐戸さんに言われたわけでもなく自分で気が付いたのだが、踏み込みタイミングと腕を振り投げるタイミングが今まで自分がやっていたタイミングよりも遅いタイミングでボールを離すと良い感じで投げられる事が体験出来た。このタイミングでボールを離すとコントロールが上手く行く。大げさに言うとまるで今までの自分じゃないような感じの送球をしている自分に気が付いた感じ。こうしてブログを書いている今はちょっとあの体験から時間が経っているので本当にそうだったのか怪しいのだがやっている最中は確かに今までとは違う感覚でボールを投げていた、気がする。

もう一度、今すぐ投げてみたい。あの感覚が思い出せるように。あの感覚を確かめられるように。でもあと1週間は放置ですからおそらく次回までにはすっかりあの感覚を忘れちゃうんだろうな。残念だけど。

なんかすごくコントロールが良かった気がするんですよ、腕をしっかり振っているのに。ちょっと腕を振るのを遅らす感じというのかな。うまく言葉では表現出来ないんだけど。ビデオに撮っていたら良かったな。多分自分の投球じゃない感じの音とコントロールだったと思います。また出来るのか自信が無いなぁ。あれは幻だったのかなぁ。

さらにここで日佐戸さんからアドバイスが。

「FM09さんは腕に力が入り過ぎ。投げる前は脱力してても良いくらいですよ。だらんとしてみてください」と言ってきた。

普通に考えると遠くへ力強く投げようと腕に力が入るんだけど、そこを敢えてだらんとさせるんだと。

実際にやってみたら、そうですね、力をガチガチに入れていた時と変わらない感じ。むしろ少しボールに伸びが加わった感じだったかな。

またケンケンの投球を練習して、最後にキャッチボールを日佐戸さんとやって今日の練習は終わった。最後のキャッチボールがなんだか最初にやったキャッチボールより日佐戸さんの左肩辺りにコントロール出来て威力もあるボールが普通に投げられてた、気がする。

今思うと以前だと上にすっぽ抜けて肩が痛いみたいな投球が多かったんだけど、今日の練習を経て今思い返すと、肩が痛いみたいなのがほとんどなかった気がする。それなのに威力は以前よりあった気がするんだよなぁ。なんか少し掴みかけてる気がします。投げ方。

練習後、日佐戸さんに「ボールの質は結構良いし、この距離で今の感じの勢いで投げられてたら塁間やファースト送球何かは全然問題なく投げられますよ。思いっきり投げようとするより、しっかり軸足に重心を置いてきちんと踏み込んで腕を引きこんで同じフォームで投げられればコントロールも安定した勢いのあるボールが投げられます」と総評頂いた。

本当に最後の最後に、寝っ転がってボールを上方に手首を使って放つ遊びを教えてもらった。これをやると手首のスナップを養えるのでボールに威力が付くらしい。手首が硬く、使えてないと足元に行ってしまうんだとか。これならどこでも練習出来るし日常的にやってみようともう。

大伸会の増田さんに鍵を受け渡してもらうついでに動画を撮影してもらったけど、ほんとへったくそだなFM09( ´∀` )

今日の練習は疲れたけど、凄くタメになった、気がする練習だった気がする。

もう記憶が美化されているだけかもしれないけど、あんなにしっかり投げられたキャッチボールは初めてだった、気がする。そして踏み込みと腕の振りのタイミングに関しても何か掴んだ気がするんですよ。ああ、こんな時に限って練習が無い。凄く残念。

でも今日の練習、投球の全振りしたのは完全に正解だった。バッティング、ピッチング、どっちかにした方が有意義な練習が出来る事がわかったので今後はこの方法で練習していこうと思う。

次回の練習は12月8日、午後7時から8時を予約した。もう一回ピッチングオンリーの練習をして今日の感覚をまた味わいたい。楽しかったなぁ!

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