初心

時間がどんどん過ぎていく。何も出来ないまま年末だよこれじゃ。おぐーです。

とりあえずホームランは置いといて現実的な目標を立てていこうかと。

来年は原点回帰でまた一から頑張っていこうと思っています。今のところ。

野球を始めて何が楽しかったか思い出してみました。

1.フライが全く捕れずに落球ばかりしていた。
2.なぜかバットには最初から当たった。
3.投げ方がわからなくて遠くに投げられなかった。
4.遠慮なく走り回れるのが楽しかった。
5.ゴロが捕れなかった。
6.誰かに野球を教えてもらえるのが嬉しかった。
7.全ての動作が新鮮で野球部に入ったみたいだった。
8.周りがみんな下手くそで安心感があった。
9.野球をやった相手とは親しみがわき仕事がしやすくなった。

2008年に野球を始めたときの事を思い出してみた。

瞼を閉じて思い出す。

やり始めたときの事を。

今も大概だけどあの頃は今とは比較にならないほど下手くそで、下手くそでというか野球の体を成していなかった。

小林先生、高尾先生、大川さん、松本さん、得能さん、伊藤くんと野球経験者の上手さと雰囲気に触れ、それに追い付こうとかそう言うことは全く思わずに、ただ体を動かすだけで楽しかったなぁ。

本当になんにも出来なかったのに、バットに当てるのだけはなぜか出来てそれだけがボクの野球の武器だった。野球経験者の不動のショート、得能さんに「なんでそんなに打てるんですかっ!?」って真剣に羨ましがられた時は、野球の事良くわからなかったけどなんだか凄く鼻高々になった思い出がある。経験者にそんなこと言われたらド素人としてはやっぱり嬉しいから。

他にはなんにも出来なかった時、バッティングだけは出来たからたぶんバッティングが大好きになったんだろうなぁと思い返す。

あの頃のピュアな気持ちが今はないよな。

ホームランとか言っちゃってさ。

ただ打って、走って、盗塁して、たまにランニングホームラン打って、泥だらけになって笑ってた。

それだけで凄く楽しかった。

それから13年後。

今はあの時の自分が見たら凄く、本当に凄く、出来ることが多くなった。

フライもだいたいは捕れるしゴロの捕り方もわかってきたし、あの頃の自分が見たらたぶん自分だとは思えないくらいだと思う。

でも逆に今のボクがあの時のボクを見たら、なんにも考えずに心底楽しんでいるのはどっちのボクだろうと思うかもしれない。

まだ何も出来なかったからこそ全身で純粋に何も出来ないことを笑い飛ばして楽しんでいた。

もちろん今も凄く楽しいけど、あの頃の混じりけのない楽しむことだけができた気持ちには追い付くことが出来なくなっている感じが。

ボクは究極はやって楽しければそれだけで良い。

ホームランを狙うとか上手く投げられるとかそう言うことは目標ではあるけどそういう欲求を持つことで失ってしまった一つ一つのプレイを心底楽しむ姿勢が懐かしくてたまらない。

メロディの歌詞じゃないけれど。

あの頃は何も出来なくて それだって 楽しくやったよ

この気持ちが一番大切なんだってわかってるのに最近のボクは気持ちより結果を求めすぎてないかな。

しばらくはまたあの野球をやり始めた頃の何も出来なくたって、それだって、ものすごく楽しくやってた、何かを求めるのではなく、プレイしてること自体でそれだけで何も求めないで楽しむあの頃のボクとして練習をしたくなってきました。

真っ白な気持ちで野球、やってみたい。また。

目標を考えようとしたら何も目標を考えない事に行き着くって不思議だ。

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