とにかく振るべし

眠い。おぐーです。

今日は遠方の客先対応をしてきたのだが、すぼら故、最近床屋に行っておらず、客先対応中に時間があったので床屋を探したのだが、無く、気付くとバッティングセンターの看板を見つけた。

当然入るわけだがとてもレトロなバッティングセンターで青銅のようなコインケースに100円玉を一枚、二枚と入れると機械が動き出す。骨董品レベルの機器で今だ稼働しているのが不思議なくらいのバッティングセンターだった。

先客で二組の連中がやっていた。

一組はカップルで。もう一組は一人で。

床屋がなかったことにムカついていたのでありったけの力を込めてボールをぶん殴ってきた。

カ・イ・カ・ン!

ナオミスターには注意されるだろうが、なにも考えずに力一杯ぶん殴るバッティングというのはどうしてこんなに清々しい気持ちになるのだろうか。

正しいバッティングとか、飛ばすためのバッティングとか、色々考えて、出来た試しがない。

なにも考えずに激情に駆られるまま最大限の力を込めて思い切り打ち込む。

あまり頭の良い人間の所行とも思えないが、すぐに頭でっかちになるボクにはこのくらいの小休止が丁度良い。

気付くと80球打っていた。

いびつに伸びた髪をさっぱり丸刈りにしようとした結果、汗だくになって帰ってくるシステムエンジニアってどうなんだろうとふと思う。

ま、今さらだけど。

良くお客さん、ボクの事受け入れてくれてるよなと感心する。

バッティングは気分転換出来るから良い。

当たるとか当たらないとかどうでも良いと思えるくらい楽しむのが最高だ。

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