新天地で活躍するということ

今日は秋山のホームランとタイムリーツーベースを見てきた。

ボク自身、組織の中で働くサラリーマンが性に合わないなという思いから今に至っているので新天地に飛び出していく勇気と気概を持っている人間は無条件に応援したいと思っている。それが出来る人間か、飛び出すことを躊躇し現状に甘んじる人間かは有能か無能かという事とはまた別にあると、先日大学時代の友達に久しぶりにあった時に話題に上がった。

浅村の場合はリーグ上のライバルとなったので手加減はしないが、新天地で頑張る決意をしたという勇気と気概を持った人間としてはちゃんと認めている。

環境を変えるということは今までの待遇や立場を根本から見直して自分が今後の人生をどう生きていくのか、どう生きたいのかを自分で選択するということだ。悩むだろうし不安だろうけど、自分の人生を燻らせたまま時間を浪費させるよりもはっきりと結論を出してどうなるかは自分次第だが前へと進んでいく人間をボクは尊敬する。上手く行かないことが多いかもしれないが自分が選択したことに対してであれば納得も出来るだろう。中島みゆきのそらふねの一節にもあるが「お前のオールを他人に任せるな」というのは至言だと思う。

だから今日神宮で新天地で頑張っている秋山を観るのを楽しみにしていた。そして思った以上に頑張っている姿にボクは感動して帰ってきました。

ヒーローインタビューは終始彼らしい真面目さが溢れていました。そういうところは変わらずでしたね。

正直メジャーで活躍できなかったのは残念でしたが、彼にはNPBという舞台が合っているのでしょう。有能か無能かではなく、競技の特性としてNPBが合っているのでしょう。

サッカーとフットサルは似てるようで違います。

ラグビーも通常と7人制は競技特性が全く違うと聞きます。

バレーとビーチバレーも。

メジャーとNPBもそういうところがあるのでしょう。そこに合う選手特性が違うというだけの話で、秋山はメジャーに合う選手特性が無かっただけ。

今日大活躍していた秋山を観ていると、自分に合った環境に身をおくこと、自分のパフォーマンスを最大化する努力を自らがする事がいかに大切かがわかります。

他人からどう見えるかではなく、自分のパフォーマンスを最大化するためには時に何かを諦めたり、覚悟を決めなければならなかったりします。何かを諦めなくても最大のパフォーマンスを発揮できる人はボクはとても幸せな人なんじゃないかなと思います。

秋山もメジャーを諦める決断をしたから今があるわけで、今後の彼の挑戦がどうなるかはわかりませんが今日素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた彼の決断は正しかったと本人も周りの人間も彼を気にかける人も振り返る未来をその手で掴みとって貰いたいとヒーローインタビューを聞きながら思いました。

今日は個人的にはホームランと秋山と神宮グルメ目的のカープ戦だったのですが良い試合を観れたと感謝しています。重鎮ズの皆さん、誘って頂き感謝致します。

明日はボクは行きませんが、明日もカープファンにとって、野球ファンにとってエキサイティングな試合が観られることを願っています。

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