バッセンとランニング

豊四季のお客さんの仕事帰りにバッセンに寄ってきた。お父さん達の夏休みが終わったからか一組の親子だけでガラガラだった。

直近に試合の予定はないのだが打撃をするとスッキリするので来ている。バッセンで打ったところでホームランが打てるようになるわけでもないが足を上げたり上げなかったり、好きなように打てるから楽しい。

打ち出すとわかるのだが、わりとスロースターターで最初の19球はあまり調子がでない。次の19球やその次の19球で段々とアジャストしていくのはどうにかならないものかといつも思う。試合では19球も打たないから始まる前に終わっちゃうだろw

とにかく来た球を全力でかっ飛ばすだけのシンプルな打撃をやっている。早めのタイミングか丁度良いタイミングで合わせることが多く、遅めのタイミングで合わせることはほぼ無い。なのでどうしても打ち急いでしまう傾向があり、19球に4球位は引っかけた酷いバッティングになる。そしてため息を付いて気分を切り替えバッティングを続ける。

だいたい76球ぐらい打つと飛ばせるインパクトポイントが見えてくる。そしてしばらくすると見えなくなる。何をやっているかわからなくなる。ただやみくもにバットを振っている感覚にとらわれる。

目も霞んでくる。オッサンなんで動体視力が悲鳴を上げる。

バッティングセンターはスイングのタイミングを体に染み込ませる場所のような気がする。ボールの位置、速さを視覚で捉え、スイングの動き出しと微妙に異なる高さや左右にバットをアジャストさせる体の使い方を体感する教室だと思っている。

バッティングセンターに行った日は目を瞑って脳内でイメージすると仮想のボールとバットを使って脳内バーチャルバッティングセンターが出来る。体を使ってタイミングを体感してきたので脳内計算で割と精度のあるバッティングシミュレーションが出来るのだ。

バッセンに行った日ならたぶん誰でも出来るので今度やってみて欲しい。想像より脳裏にはっきりとバーチャルバッティングセンターが構築できるはずだ。ボクはこの作業を脳内弾道シミュレーションと呼んでいる。

ボールの軌跡をシミュレーションする事はバッセンでも実戦でも役に立つ。ボールの軌跡をだいたい想定できれば後はバットをそこに入れるだけだからだ。もっと高いレベルでやっている伊藤くんや殿は別だろうが、ボクの参加しているステージの野球はそんなにレベルが高くないのでこの単純なシミュレーションが役に立つ。

今日もバッセン楽しかった。ボクにとってはこれだけで野球の80%を満たしてくれてると思う。野球は下手で良いからホームランだけ打ちたいよほんと。

仕事も順調にこなせたので今日はアンコールでランニングに出掛けた。暑いし汗をかくのだがランニングで体力をつけ、足腰を鍛えておくと運動でも仕事でも不測の事態でも潰しが利くし、なにより楽しいのでランニングは楽しい。疲れたら誰を憚ることもなく歩くし。

ほんとはもっとランニングしたいのだが時間もないししょうがない。今日は野球とランニング、ダブルで出来て楽しかった。もっとバッセンが近くにあると良かったのにといつも思う。同じ柏市だけど距離があってお客さんの仕事のついでじゃないと行く気がしない。バッティングセンターなんて潰れる事はあっても増えることはないからな。

まったく野球はオワコンだ。

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