一か月半に渡る熱狂の終焉

車いすテニス凄かった。凄い。なんていうか凄い。車いすバドミントンがある事も知ったけど、競技としての完成度・興奮度・遜色無い度は車いすテニスの圧勝でした。テニスは大学時代に友達とちょくちょくやったけど車いすテニス見てたらまたやりたくなってきたよ。スケボーみてはスケボーをやりたくなり、ボッチャを見てはボッチャをやりたくなり、ゴールボールをみればゴールボールをやりたくなる。節操のなさはメダリスト級です。おぐーです。

女子ソフトボールに始まったオリンピックが閉幕し、程なくして開幕したパラリンピックが終わろうとしています。思った以上に観戦してしまった。正直言って7月下旬から今までもしプロ野球が間断なく開催されていたとしてもオリンピック、パラリンピックの方をボクは観ただろうという気がする。

クララが立ったみたいな感じで最初言われていた「おぐーが野球を観るようになった」と言っても現地観戦では食い物メインだし、パ・リーグテレビでは基本打席とキャッチャーのリードやピッチャーの投球術と守備のファインプレーを観ているだけで重鎮ズのような玄人野球フリークが観るような重厚感のある観方はしていない。

ライオンズのローテですら全部は覚えていないレベルなので恥ずかしい限りなのだが、そういうレベルで試合を観ている人間をバカにするような狭量さは世の中から減って欲しいとは常々思う。ボクが野球をやっていて思うのは野球をやってきた人や野球を知っている人、ファンチームをこよなく愛する人と、野球を突如始めた人や野球脳の弱い人との間には断絶された越えがたいクレバスがあるという事だ。それは互いを排除しているという事ではないが、常識レベルが違いすぎて話が通じない事がある。向こうにとっての常識が、こちらにとっては常識では無いので仕方ないことではあるのだが。野球が面白いな、と思っても野球を覚えられない可哀想な人(おぐーとか他多数、)はいて、野球がわかる人、野球が出来る人を凄いなー、羨ましいなーと思ってたりします。でもこちらはこちらのレベルで凄く楽しいので羨望や尊敬はあったとしても同じレベルに無理やりなろうとしているわけでは無いのです。もちろん興味を持ってやっている事ですので、突如野球を深く知ったり、野球的動きをマスターしたりすることはあるかもしれませんがそれはたまたま偶然そうなったに過ぎないので重鎮ズのようにまで野球のレベルを上げようとは考えておりません。なのでボクはレベルが低いままなわけですが、野球レベルの高い人の話を聞いたりプレーを観たりするのは興味深いのでクレバス越しにキャッチボールを行うわけです。なのでファンチームのローテーションは覚えない、球種判定もおかしい、など野球レベルの高い人から見たらなんじゃそりゃ?といった事も当たり前のように起きてくるわけです。しかたないですね。ボクの野球レベルはその程度ですからw

ほんでオリンピック、パラリンピックを見て思いました。やっぱり野球を含めてスポーツに対しての観るのもやるのもですが感受性はあるんだなと。

競技にもよりますが、オリンピックもパラリンピックも野球よりも観たいと思う競技LIVE放送が数多くあって困りました。スポーツは結局遊びです。ルールを決めてそのルール中で誰が一番結果を出せるかという。人間には様々な能力があります。人間個々に持っている能力というのは本当に千差万別で確実に向き不向きのスポーツというものがあります。自分がそのスポーツをどれだけか好きか嫌いかという事の他に、自分の特性がそのスポーツにあっているかどうかという事とどれだけそのスポーツに対してのレベルを上げて行けるのかという要素が存在します。パラリンピックを観ていると顕著なのですが、自分の特性に合致し、そしてその競技を好きになる。そんなスポーツを見つけられた人は周りが驚くほど輝きだします。パラアスリートはそんな人がきっと多いのでしょうね。障害を持って普段の生活は中々大変だと思うのですが(その考え方が間違っていると指摘されるかもですが、世の中の理がマジョリティーである健常者向けに出来ている限りやっぱり不便な所ってあると思うんですよね)競技に挑んでいるパラアスリートの方を観ていると競技中は大変だな、とかほとんど思わないんですよね、不思議な事に。それがあるべき普通の光景に見えているからなんでしょうか。凄く充実した時間を過ごしているようにみえてこっちが羨ましくなる感じなんですね。実際充実した時間を過ごしていらっちゃるのだと思いますが。

パラリンピックにはクラス分けが存在していて障害のレベルを段階的に分けてクラスごとの競技となるわけですが、同じクラスの中でも障害の部位や障害レベルの微妙な差があったりして、それは同一レースとして成り立つのか?と思う事も正直ありますが選手達にはそんな気持ちがあるようには全然見えない。不利だからとメダルを取る事を最初から諦めて競技に参加しているわけでもなく、そんな多少のハンデがあることなど受け入れた上で同じ土俵で同じルールで立ち向かっていく人間の強さのようなものを見せてもらっている感じでした。ボクはホームランを打とうとしているわけですがやれ体が小さいだの才能がないだの卑屈だの(それは関係ない)ブサイクだの(それも関係ない)陰キャだの(それは大変だなw)ホント言い訳ばかりして諦めかける事が多いのですが、この人たちはホントにボクには眩しすぎて、どれだけの挫折や諦観や辛酸を味わったうえでチャレンジし続けているのだろうかと。本当に前向きな感じで、後ろ向きなボクからするとその違いが不可能を可能にしているのだろうなとグサグサと心をえぐられるのです。わかっていても人間そんな前向きにはなれません。言葉で前向きな事を言うのは簡単です。実際にそう思っていなくても口に出すだけですから。どんな不利で理不尽なことが自分にあったとしても全て飲み込んで受け入れてそれでもなお真に前向きになる事が出来る人間性。ボクはそういう所を学びたいとパラリンピックを観て、競技としてのエキサイティングな観戦体験以外に思いましたね。

そんなオリンピックとパラリンピックが今日終わります。良く〇〇ロスとか言うじゃないですか。あれですよあれ。来ますよねぇ。

それとたぶん体重が大変な事になってると思うんですよ。オリパラ期間中は糖質制限解除とはイベントを楽しむために前から決めていたのですが、完全に心のタガが外れていて、今アイスもパンもご飯もパスタも食べまくリングなんですよ。高糖質のパンなんか以前は絶対食べませんでした。それが今や、、、。それに買い物の時に糖質量を必ず見ていたのですが、いつの間にかノールックGETになっている。あれだけ節制した4ヶ月の苦労が水の泡になろうとしている。ダメだ俺、早く何とかしないとって感じです。

最近全然今日の体重というブログを書いてない事に目ざとい人は気が付いていると思いますが、体重計が怖くて乗れません。恐怖心すら抱いています。明らかに野球のユニフォームがキツい気がするのは気のせいでしょうか?ユニフォームが洗濯で縮んだせいでしょうか?ボクが筋トレで育ったんでしょうか?

やっちまいました。完全にリバウンドしてます。バスケならカッコいいんですけどね。リバーン!とかいってリバウンド捕るの。

おぐー、リバーン、大声で言うていいっすか? 取り戻したくないもの、取り戻してしまいましたぁ・・・・・。不覚っ!!!

ま、ホームランの為にはプラスになったかもしらんけど。

体重計怖くて乗ってないです。いつか乗れる勇気が湧いてきたら乗ります。それまでは、無理。 

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